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今回の企画に携わった英国の評論家トニー・レインズ氏は「彼の作品はバラエティに富み、かつパワフル。紹介す るのが、遅すぎたくらいだ」と言う。上映されるのは、デビュー作『十階のモスキート』(1983)から最新作『カムイ外伝』(2009)まで14作。その 中には監督2作目で手掛けた日活ロマンポルノ『性的犯罪』(1983)や、小泉今日子主演の短篇『ダイコン~ダイニングテーブルのコンテンポラ リー~』(2008)、役者として出演している大島渚監督『御法度』(1999)と興味深いラインナップだ。
しかし日活から送られて来た 『性的犯罪』のフィルムが、肝心の濡れ場が別にシーンに入れ込まれていたり、何か所もカットされているなど状態の酷いもので上映をキャンセルする事態に。 だが崔監督が今回、どうしても上映したかった貴重な作品であり、観客の要望も強いことからDVDで無料上映することが決定。英語字幕がないため、現地通訳 が弁士を務めながらの応急処置がとられた。
崔監督は「『Aサインデイズ』(1989)もフィルムの状態が悪かったり、英語字幕も古い表現 のものがあったりと、監督である僕自身が媒介となって管理する会社側と作品の保護について考えていかなければと思いましたね。でも、ロッテルダムの若く て、斬新な作品を模索している観客に見てもらえる意義は大きい。僕自身も処女作など昔の作品を観る気恥ずかしさがあったが、変わらない部分、進化している 部分などを確認することが出来て刺激的だった」と振り返った。
一方、吉田監督は夫人で女優の岡田茉莉子を伴っての参加。吉田監督の作品 は、2008年にフランス・パリのポンピドー・センターで大規模な回顧上映が組まれるなどフランスでの人気は高いが、オランダではまだまだ知られざる日本 の巨匠という存在だという。ロッテルダムでは監督作19本のうち『秋津温泉』(1962)など7本を上映。オランダ・アムステルダムにあるフィルム・ ミュージアムで13本の特集上映が組まれる。
吉田監督は「オランダは古くから日本などアジアとの貿易を重ねてきた歴史があるからでしょうか。アジアの映画を大事にしてくれている感じがします」と語った。国会冒頭から、鳩山由紀夫首相(62)がヤジまみれになった。菅直人財務相(63)の財政演説に対する各党の代表質問が19日午後、衆院本会議で 行われ、各党からは鳩山首相と民主党の小沢一郎幹事長(67)の政治資金問題をめぐる質問が連発。鳩山首相には「ドラ息子!」「恥を知れ!」のヤジが飛ん だ。月内の2009年度第2次補正予算案成立を目指す政府、与党に対し、野党は「政治とカネ」問題の集中審議と小沢氏の参考人招致を要求。案の定、大荒れ だ。
「ドラ息子!」。鳩山首相が、自民党の大島理森幹事長(63)の質問に対する答弁に立つと、容赦ないヤジが浴びせられた。母の安子さ んから“巨額すぎる子ども手当”をもらっていたことが問題視された鳩山首相は、平静を装って答弁を続行。しかし、議場は与野党の失笑や怒号が飛び交った。
大島氏からは散々な言われようだ。「お母様からの絶大なる、友愛に満ちた脱税ともいわれる生前贈与の問題があります」と、皮肉たっぷりに挑発され「毎月、こんなに多額のお金をお母様から頂いて、総理は感謝の気持ちも伝えていないのですか」と問いただされた。
与党からも「自民党はどうなんだ!」などのヤジの嵐。首相は「資金の提供を知らないので、母に感謝することもできませんでした」と釈明。「(事件は)検察 の捜査で全容解明され、すでに決着した」「(検察から)違法な支出があったという指摘はなかった」…。公明党、共産党の議員からも同じ質問をされたが、ロ ボットのように同じ答えを繰り返すだけだった。
小沢氏の問題でも、釈明に追われた。首相が小沢氏に「(検察と)どうぞ戦ってください」と 語った発言には「一国の総理の発言とは信じられない」(大島氏)、「法治国家として尋常ではない」(公明党・斉藤鉄夫氏)。民主党が総選挙の旗印にした 「コンクリートから人へ」をもじって「コンクリートから小沢へ!」とのヤジが飛び、自民党の武部勤元幹事長(68)も「恥を知れ! 恥を知れ!」と野太い 声を響かせた。
首相は小沢氏について「潔白を主張しているのだから、信じるのが同志としての基本だ」と語って、与党からの拍手を浴びたが、当の小沢氏は議場の最後列で目を閉じたままむっつり。本会議が終わる30分以上前に、いつの間にか姿を消した。
本会議に先立つ民主党の代議士会では「今日はNHKの中継が入っているから気をつけて」と“品格”を求める呼びかけがあったが、首相や質問者の声はかき消された。野党は「政治とカネ」をめぐる問題での集中審議と、小沢氏の参考人招致を要求。論戦の先行きは不透明だ。
「『浪速のみのもんた』にオファー殺到で、ついに!」
週刊女性の2009年12月1日号で、風雲急を告げるような見出しが躍った。
「浪 速のみのもんた」とは、日本テレビ系の情報番組「ミヤネ屋」で軽妙な司会をみせるフリーの宮根誠司アナウンサー(46)のことだ。「ミヤネ屋」は、関西の 読売テレビ制作の番組だが、08年3月から全国放送になっている。週刊女性によると、その宮根アナが、フジテレビ系のワイドショー「とくダネ!」の次期司 会者に内々定した情報があるというのだ。
記事では、ポストみのもんたの呼び声が高い宮根アナに、在京キー局の上層部がこぞって引き抜きを画策しており、その中からフジの司会者オファーの話が飛び出したと報じた。
オ ファーの理由として、記事はまず「ミヤネ屋」の視聴率が、同時間帯のライバル番組の倍近い数字を出していることを挙げる。午後2時台ながら、いいときは 13%を超える日もあるようだ。次に、46歳というその若さだ。「見た目も声も年齢より若々しい」(芸能事務所関係者)という。さらに、この不況時に重要 なことに、大物司会者に比べるとギャラが圧倒的に安いことである。
もしこれが本当なら、現在「とくダネ!」の司会を務めている小倉智昭さん(62)が降板する可能性があることになる。司会を務めて10年の小倉さんが、節目の年にいよいよ肩たたき、なのか。そうだとすると、高額なギャラなどがネックになったのか。
しかし、フジテレビの「とくダネ!」や企業広報では、取材に対し、宮根アナの内々定や小倉さんの降板について、「そういった話は、まったく聞いていません」と全面否定した。
宮 根誠司アナの所属事務所フロム・ファーストプロダクション大阪支社でも、同様な反応で、「勝手に書かれただけで、内々定も打診もありません」と言う。日本 テレビ系の情報番組「スーパーサプライズ」のレギュラーに一時決まりかけたとの報道もあったが、同支社では、この番組を含め、ほかのキー局からも出演の打 診はないとしている。
小倉智昭さんの所属事務所オーケープロダクションの担当者は、降板話について、ピリピリした様子だ。個別の取材には応じておらず、コメントは出せないとのことだった。
ある大手芸能事務所の役員は、小倉さんの後任司会者に宮根アナがなる情報について、その信憑性に首をひねる。
「小倉さんの体調が悪くて降りるなら話は別ですが、どうなんでしょうね。すぐにはないと思います」
さらに、この役員は、宮根アナがキー局に引っ張りだこという情報にも、疑問を呈す。
「ミヤネ屋が全国放送になったのは、あの時間に情報番組の枠がなく、読売テレビの戦略だったことがあります。彼の司会でなく、番組の面白さで受けています。彼は、まだ全国区の人気とは言いがたく、もしそうだったら、とっくにキー局で番組を持っていますよ」
大物司会者らのうち、次に誰が降板するか、はっきりした情報はまだないという。ただ、今後、ギャラの安い若手に世代交代が進む可能性も示唆している。
「宮 根さんは、ギャラが安く、小倉さんやみのさんの5分の1ぐらいでしょう。彼らが出演1回で100万円とすると、20万円ぐらいです。宮根さんの世代は人材 不足で、ほかに候補になるのは、タレントの中山秀征さんや局アナぐらい。まだ『ポストみの』ほど育っていませんが、このテレビ不況でいずれバトンタッチし ていくかもしれません」